上野。常磐線、高崎線、宇都宮線などが乗り入れ北への玄関口として栄える街。西郷像を要する上野公園には美術館や博物館があり、アメ横には毎週たくさんの人が訪れる。東上野には韓国系の食材店や焼肉店があったり、浅草口にはゲイタウンがひっそりとあったり、都内有数のディープスポットでもある。
上野の歓楽街といえば仲町通り。うっとうしいほどのキャッチの兄さんや怪しい中国系女性が時には通行人以上に溢れている。特に中国人女性の客引きに鼻の下を伸ばしてついていき、ぼったくり被害に会う人が後を絶たない。(
それでも、いい意味で洗練されていない、気取りの無い街は多くの人々をひきつける。
仲町通りには多くのキャバクラがあるが、フィリピン、ロシア、中国などの外国人系パブも多い。日常生活では接する事無い外国人の女性と話す事ができて楽しいのだが、2時間もいればそれなりの料金を取られるし、何より彼女たちはビジネスだ。深い関係になるには、よほどの魅力がないかぎり、何回も足しげく通わなければならない。と、勘違いして多額の金をつぎ込んでカモにされる男も多い。一度あっただけで意気投合することもあれば、何回通っても金目的にしかみられないこともある。男女の関係は本当に難しい。

そんな外国人のホステスとプライベートで会えればどうだろうか。
彼女らも四六時中男から金を巻き上げようと考えているわけではない。その巻き上げた金を使って楽しむ時間も必要だ。
仲町通りを抜けて湯島駅の裏側にYというバーがある。
強面だが明るいアフリカン系オーストリア人がマスターのそのバーは、深夜1時をすぎるとタイ人ホステスやロシア人ホステスが流れてくる。店内はカウンターとテーブルが数席、中央のフロアに酔ったホステスが店内のやかましいほどの音楽にのせて踊る。音楽はリクエストも可能だが、場の雰囲気に合わない曲は却下される。
ホステスたちは客とアフターできたり、店の人間にくる事もあるが、ホステスだけでくることもあれば、一人でくることもある。カウンターで一人で水たばこをふかしてる女性に声をかけても、大抵嫌な顔をせずに話してくれる。
難点は、いつ女の子たちが来るか不明確な店と、マスターがちびちび酒を飲んでいるとイライラする店だ。のんびり飲むところではないが、外国人女性とプライベートで親しくなれるチャンスのある店。一度は行く価値あり。